UR賃貸団地内での騒音対策について考えてみた
2020年3月7日 当サイトにはプロモーションが含まれます最近、UR賃貸がイケアなどとのコラボでリフォームし、入居者数を増やす戦略に出ています。外観は古くても中身が結構綺麗です。
私がいたところはイケアではありませんがリフォームされており、とても昭和40年代に建てられた団地の内装とは思えないものがありました。特に台所とお風呂に力を入れていたように感じます。
しかし、内装が綺麗でも住んでみてわかったのは、建物の基本構造はなんら変わりはないということです。
つまり防音や断熱構造が改善されたわけでもありません。住んでみてわかったのはトイレの流す音がやたらと聞こえてくるということ。それと話し声もモゾモゾと聞こえてきます。
騒音は集合住宅で最もトラブルになる原因となっています。殺人事件にも発展することがあるので十分気を使う必要があるのです。
そこで団地内での防音対策について考えてみました。
密度の高い物質を置く
専門家がテレビで言っていましたが、これが一番なのだそうです。コンクリートとか鉄板とかですね。
しかし、現実的にこうした物を置くのは無理。
そうなると本がいっぱい詰まった本棚ぐらいしか方策が見当たらない。
でも本棚でも何もないよりはずっとマシではないのでしょうか。
だんぼっち
ダンボールを使用した小型簡易の防音室。書斎や楽器練習室をメインとした使い方になるらしい。
この防音室に入るのも手ですが、狭い上、空気がこもるので夏は暑くてたまらない。価格的には6万円ほどで買える。
隣室との壁に重ねた発泡スチロールを設置する
まずはじめに発泡スチロールには遮音の効果はないそうです。ありそうですが、ないんです。
やるとしたら壁一面に3~4枚ぐらい重ねた状態で敷き詰める。重ねる枚数は多ければ多いほどいい。
DIYショップで販売していることがあるが、持ってくるのに軽トラが必要。宅配してもらうと送料が結構取られるかもしれない。
また、階上や階下がうるさい場合、天井や床に設置するのは現実的には困難。あくまで左右への対策のみ。費用はそれなりに必要。
騒音が週末ならば出かける
隣人が毎週末に友達をつれてきてワイワイ騒ぐケースもあります。
そんなものに大切な休日をつき合わされたらたまったものではありません。
友達や実家が近かったら、毎週末に泊まりにいく。
あくまで緊急時での対応であって長期的には困難であろう。
耳栓(防音イヤーマフ)
最も安価な防音対策。特に耳栓とイヤーマフを併用すると効果はマックスとなります。
しかし、イヤーマフは左右からある程度の圧力で装着するものなので、寝てる時も付けるのは困難だし、日中もせいぜい2~3時間が限度といったところ。慣れの問題かも。
私は昔、隣人の騒音に悩んだ挙句、耳栓とイヤーマフを併用していた時期がありました。
通常の騒音ならばかなり効果はありますが、隣人はステレオの音声を全開でかける程の有様でしたので効果は半減しました。その後すぐに私は転居しました。
これが私が使っていたペルターのイヤーマフです。防音効果は最高レベルのものです。耳栓をしてからこのイヤーマフをしていました。これをしていると玄関チャイムが鳴っても聞こえないのでお知らせセンサーを使っていました。
賃貸選びの段階で間取りにこだわる
賃貸選びの段階で隣室と壁一枚になっている物件は出来たら避けた方がいいでしょう。ワンルームでは多いんですけどね。予算が許すか、郊外でも良ければ2K以上の間取りを選んでみてはいかがでしょうか。ワンルームだと隣人がうるさいと逃げ場がありません。
ワンルームだったら角部屋とか1階とか最上階とか。できるだけ上下左右のどれかがいないような物件を選んだ方がいいかもしれません。
ちなみに私が昔住んでいた民営のアパートは理想な間取りでした。鉄骨鉄筋の2Kだったんですが、東京郊外で築30年以上だったので6万円の安さでした。見てみてください。
最後に
とにかく音の問題で転居するケースは非常に多いです(私も騒音のケースで転居するパターンがほとんどです)。私の友人も騒音で悩んでいました。
住居の防音はあまり進化がないようです。結局はどんなにいい賃貸でも隣人にはアタリ、ハズレがあるのです。
管理会社や大家さんに相談した場合、たいていは各戸配布という形で音に注意してもらうよう警告文を出したりします。いきなり特定の賃借人にクレームを入れる場合もありますが、各戸配布という形が多いようです。それでダメなら個別に注意ということになることが多いようです。
管理会社や大家さんの対応に不満がある場合は直接クレームを入れるのではなく、契約更新前に転居先を見つけておきましょう。意地をはって喧嘩腰になった場合、さらなる嫌がらせをしてくる人が多い世の中です。怖い世の中です。
逃げるが勝ちということわざもあるように、賃貸でのあまりにひどい騒音問題の場合は転居してしまうことも重要だとわかりました。
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