騙されやすい間取り図の賃貸物件
2019年12月31日 当サイトにはプロモーションが含まれます賃貸物件等を選ぶ際にネットや店舗などで間取り図をまずは見るでしょうがこの間取り図にも変な間取り図があることに注意したい。
下の間取り図は一見したところフローリングの居室が8帖のように見えます。
しかし、実を言うとこれは専有面積が8帖分ということなのです。
つまり、トイレやキッチンなど全て合わせて8帖ということ。そうなると実際の居室は4帖半程度ということになります。
実際に行ってみると思っていたよりも狭いということになるわけです。
重要なのは専有面積
ここで重要なのは専有面積。必ず専有面積の表示があるので、それを確認することを忘れないようにしてください。
一畳=1.65㎡です(関東で一般的な田舎間のサイズ)
ただし、間取り図でも洋室8帖という記載があれば、それは本当に洋室が8帖です。洋室とか和室とかの表記がなくて、ただ単に8帖とかになっている間取り図に注意が必要なのです。
慌てて物件探しをしているとこういうトリックに引っかかってしまい、後で後悔ということになりかねません。
内見すれば、実際わかるわけですが、4帖半がどれぐらいの広さか8帖がどれぐらいの広さか、だいたいわかるようにはしておきたいですね。
ただし厳密に言えば、畳のサイズも全国で統一されているわけではありません。関西地方で一般的は京間は1.84㎡なので、関東の田舎間よりも少し大き目です。
なので、内見時に自分の眼で確かめることが一番ということになります。
部屋の中に大きな柱が?
私が昔、内見した部屋で窓のそばに大きな円柱があるんです。部屋の中をぶち抜いているんですね。
でも、他の部屋よりも家賃がぐっと安いのでその部屋に決めてしまおうか本気で悩んだことがありました。
結局その部屋にはせず、そのマンションの別の部屋にして正解でした。
というのも部屋の中に大きな柱とかがあると、ベッドや机を置く時にかなり邪魔になったりするんです。ベッドは置けても机を置く場所がなくなってしまったりとか。
そうなると使い勝手が著しく悪くなります。ちょっとぐらい家賃が安いからと言って契約してしまうと後々後悔してしまうことにもなるでしょう。
持ち物が余り少ないというのであればそれでもいいかもしれませんが、普通に物を持っている人でしたらやめた方がいいでしょう。
壁が湾曲している部屋もダメ
それから前述と似た例なんですが、壁が湾曲したデザインの部屋とかたまに見かけます。角部屋とかに多いですね。
一見オシャレに見えたりするんですけど、これもダメ。湾曲しているので壁に沿って机とかベッドとか置けないんですよ。
よっぽど広い部屋とかだったら壁際に置かないこともできるのでしょうけど、ワンルームや1K程度の単身者向けの住宅だった迷わずスキップですね。
これも後々後悔することが多いパターンです。
風通りが悪い
大型のマンションによくあるタイプなのですが、通路を挟んで両側に部屋がある造り。
窓を開けても風が抜けないんです。なので夏とか暑いです。
風通りが良い間取りだとエアコンなんかつけなくても窓側と玄関側の窓を開ければ風は抜けてくれるので涼しいんですけどそれができない。
こうなるとエアコンをつけるしかないので電気代もかさみます。また、風通りが悪いので湿気を帯びやすく、カビやダニの増殖原因にもなります。
ちなみに私がおすすめする理想的な間取りをご覧下さい。私が昔住んでいた物件です。
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