フリーレントとは?早く出たら違約金はかかるのか?

2020年5月6日 当サイトにはプロモーションが含まれます

フリーレントとは何か?利用されるパターンや違約金などについてご説明いたします。

フリーレントとは?

フリーレントとは住んでくれるなら家賃を一定期間無料にしますよというサービスです。

期間は0.5か月から1.5か月ぐらいが多いです。私自身も1ヶ月フリーレントの物件に住んだことがあります(4年間いました)。

誰でも賃料を安く済ませたいものです。

特に新しい生活にはお金が多くかかります

タンスや机、ソファーなどの家具や冷蔵庫、電子レンジ、テレビやエアコンなどの家電のほか、ネット回線など本当にお金がかかります。

しかもその上に敷金や礼金、仲介手数料まで負担しなければいけないのですから。

少しでもお得なフリーレントには誰でも飛びつきやすくなるわけです。不動産物件情報を見ていると真っ先に目につくのがフリーレントかもしれません。

一方で空き物件が多い世の中です。住んで家賃を払ってもらわないと管理会社としては修繕費用も出せません。空室では1円にもならないのです。

なので多少値引いても住んでもらうための割引サービスがフリーレントなのです。

また、実家から初めて一人暮らしするのなら別ですが、前の賃貸物件から引っ越す場合に困るのは前のところと次のところで二重家賃が発生してしまうリスクです。

なかなかうまい具合に家賃を切り替えれずに多少なりとも家賃がかさんでしまうのです。

フリーレント物件ならこうしたリスクを回避したり、減らすことできることができるのです。

フリーレントの例

フリーレントの例をわかりやすく見てみましょう。

家賃6万円の物件に2年住んだとします(普通は2年更新なので)。

60000円×24=144万円

これが一ヶ月フリーレントだと

60000円×23=138万円です。

ということは管理会社の負担は一ヶ月あたり下記のようになります。

60000円÷24=2500円

一ヶ月あたりの儲けをたった2500円減らすだけで2年間住んでもらえれば安いものなのです。

フリーレントが利用されやすいパターン

3月から4月は不動産屋さんも引っ越し屋さんも繁忙期です。

最近では人手不足で引っ越し料金が異常なほど高騰したり、断られることも多い状態です。引っ越したくてもできず、自分で引っ越し作業をしなければならないことも多いようです。

そこで、フリーレント物件を利用して早めに転居してしまうのです。

ただし、こうしたことができるのは引っ越し先が早めにわかる人です。例えば前年の12月までに大学や短大の推薦入学が決定したとか、専門学校への進学が決定したなどの場合です。

会社の人事異動は3月中旬以降に行われることが多いので、会社員ではこの技は使えません。

違約金を確認すること

フリーレントを設定している物件でやっておきたいことは違約金を確認することです。

集合住宅というのは住人に当たりハズレがあります。ハズレを引いてしまうと引っ越ししたくなりますが、フリーレントだと最低でも1年以上住まないと違約金を取られることが多いのです。

そこでフリーレント物件を契約する時に違約金発生する期間と違約金を確認しておきましょう。

おいしい条件には裏があるものです。違約金だけでなく、騒音や陽当たり、民度などできるだけチェックできるものはしておきましょう。

フリーレント

人気物件にフリーレントはまずありません。駅から遠い、陽当たりが悪い、幹線道路沿いや線路沿い、間取りが悪いなど条件が悪い物件に利用されやすいですので、すぐに飛びつくようなことは避けて、よく考えてから契約しないと入居早々後悔するなんてことにもなりかねません。

実際に私が見た物件では部屋の真ん中に太い支柱がある部屋がありました。このような部屋だとベッドやタンスなどの配置に大変苦労することになります。

あと窓側が曲線になっている特殊な物件も家具を配置しずらいです。

物件は何回か引っ越すことでどんどん経験値を上げていくことができますが、思わる落とし穴もあります。

安く済ませるならUR賃貸団地

フリーレントを検討するぐらいなら私が住んでいたUR賃貸団地などいかがでしょうか。

保証人・礼金不要で更新料もなし。おまけに敷金は綺麗に使っていればほとんど返ってきます。

駅から離れた古い物件だとかなり賃料は安いです。

UR賃貸はフリーレントはありませんが、会計が明瞭なのがすごく良かったです。

一度UR賃貸のサイトをご覧になってみて下さい。

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