UR賃貸団地5階エレベーターなし物件への引っ越しのメリット・デメリット

UR賃貸団地5階エレベーターなし物件への引っ越しのメリットとデメリット(家賃や引っ越し料金、電気代など)、後付け計画などについてご紹介致します。

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◆UR賃貸団地5階エレベーターなし物件の階段構造図

まずは私が住んでいたUR賃貸団地の5階エレベーターなし物件の階段の構造図をご覧ください(1階から2階までの図ではありますが)。

1階と言っても少し階段を上がったところに玄関があるわけですね。で、2階に行くためには踊り場を経由してさらに階段を上がります。

この踊り場というのがクセモノで、エントランス(入口)から2階に行くためには2回ターンしないといけないわけです。そして階段を3セット上るわけですね(図の通りです)。

5階に行くためには8回もターンしないといけません。そして階段も9セット上がる必要があるわけですね。

5階だと5回階段上らないといけないと勘違いしがちですが、踊り場があるのですごく多く感じるんです。

サラリーマンの平均年間休日が120日なので出社日数は約245日。ということは、年間1960回ものターンと2205セットの階段を上り下りしないといけないことになります。

こんなわけですから高齢者も無理と思っておいた方がいいでしょう。階段の上り下りが嫌で引きこもり状態になってしまうかもしれません。

◆5階エレベーターなし物件への引っ越しのメリット

空き物件が多いので静かなことがある

あまり少ないのですが、私が住んでいたUR賃貸は5階でエレベーターなし物件だったのですが、4階と5階はガラガラでした。駅から遠い物件ということもあったのですが、それに加えてエレベーターなしです。

こういう物件は高齢の人はもちろんのこと、若い人でもなかなか入居する気にはなりません。

しかし、逆にいうと騒音とか人間関係に疲れはてた人にはいいかもしれません。5階なら上はいませんし、横も下もいないなんてところもザラでしたから。

筋トレに最適

メゾネットタイプのマンションとかと違って普通の賃貸は部屋内に階段はありません。インドア派は運動不足になりがちですが、5階エレベーターなしだと上がり下がりがあるので脚の筋力はつきます。

高齢になるほど筋力は低下するので、筋力維持のためにと思っている人にはいいかもしれません。

家賃が安い

エレベーターなしで駅から遠く古い物件だと家賃が激安傾向にあります。そして上の階に行くほど安くなります。

私もエレベーターなしで駅から遠いURの物件でした。住んでいたのは2階でしたが、家賃は5万円ほどでした。

収入が少ない場合はやはり低家賃は魅力的に感じるものです。

◆5階でエレベーターなし物件への引っ越しのデメリット

次に5階エレベーターなし物件だとどのようなデメリットがあるのかご紹介します。

朝のゴミ出し

これは一人暮らしで自宅で仕事をしている人とかになるんですが、朝のゴミ出しは辛いところです。生活している以上ゴミは出ます。勤め人の一人暮らしならばいいのですが、自宅で仕事をしている人なんかは下まで持って行って上がってこないといけない。これが超辛い。

ベビーカーが超大変

ゴミ出しと同様、ベビーカーなどを持って上がるのが超大変。というか赤ちゃんがいる家庭でエレベーターなしの5階に住んでる人は私は見たことがありませんでした。

いくら家賃が安くても早々に転居するか、出不精になるかどっちかです。やるとしたらまずは一旦ベビーカーを1階に降ろしてから次に赤ちゃんを抱っこして降ろすなんてことにも。

考えただけでも疲れそうです。

夏が暑く電気代がかかる

これはエレベーターありなしに関係ありませんが、古い物件だと耐熱材が入っていないことも多く、上に行けば行くほど真夏は地獄のような暑さになります。エアコンフル稼働で電気代もバカになりません。安いところに入居した意味がなくなってしまうのです。

日中はほとんど家にいない人ならまだいいのですが、エアコンを最強にしても全然効かないなんてこともあります。

引っ越し・宅急便屋さんが嫌がる

5階でエレベーターがないと引っ越しや不用品処分の場合、余計なお金がかかるんです。つまり割り増し料金発生です。冷蔵庫やタンスを階段で5階まで上げたり、下したりするのが非常に骨が折れますので割増になってしまうのです。

前述のように5階へは8回もターンしないといけません。冷蔵庫やタンス、机、ベッド(マット)など大型のものを9回もターンし、階段9セットも上がるのは大変な労力です。

しかも作業中に階段で家具や家電を壁に擦って傷つけられる可能性も高くなります。私は3階でしたが、冷蔵庫の扉を少し凹まされました(引っ越し業者からは何も言わない)。

あと、宅配業者にも露骨に嫌な顔をされることもあるでしょう。よくあるのがお米(30kg)とかお水系ですね。エレベーターがあれば台車に乗せて玄関までスムーズに運べるのですが、エレベーターがないとそれができません。

なのでそういう重たいものを持ってくる時は事前に電話がかかってきて在宅を確認する業者もいます。

ピアノはお荷物になることも

それとピアノのような大型の楽器は階段で運搬するのはまず無理です。階段の幅は最低でも90cmは必要ですし、しかも階段がまっすぐでないとダメです。

しかし、ほとんどの団地の階段は螺旋階段のように回りながら上がっていくはずです。これではアップライトピアノでも階段を使っての搬入は不可能です。

もしそれでも搬入したい場合はベランダの窓からピアノをクレーンやロープで引き上げて搬入することになるかと思いますが、この費用が最低でも2万円前後はするものと思われます。

しかも、ピアノを搬入から気が変わって今度は売ろうと思ってもエレベーターがなければ買取業者は買わないか、逆に作業料を取られて一文にもなりません。

なのでこれからエレベーターのない物件に引っ越す場合で、ピアノをあまり弾かなくなってしまった場合は引っ越す前に買取業者に売却することを検討された方がいいです。

エレベーターなし物件に引っ越す場合はできるだけ身軽にしておいた方が次回に引っ越すことも考えると得策です。

◆UR賃貸団地エレベーターなしも後付けの計画はあり

古いUR賃貸だと5階建てでもエレベーターがついていません。

最初は健康のためと思っていても次第にその意欲は薄れ出不精になってしまうことが多い。

高層階は見晴らしが良さそうですが、それだけで入居したら大変なことにもなりかねません。意外な盲点があったりするものです。

ただし、こうした物件でも順次後付け(外付け)のエレベーターの取り付けを進めているようで、1階と3階、そして5階に止まるような仕掛けになるらしい。

つまり2階や4階の人は3階と5階でエレベーターで降りて階段を利用するという使い方になる。ま、2階の人は足が丈夫なら1階から階段使っていったほうが早いですけど。

後付けエレベーターを付けることで入居率が多少改善するかもしれませんね。

とにかく、エレベーターがない団地で駅から離れているような物件の場合は、4階と5階の入居率は悪くガラガラだったりします。

長年住む決意であれば将来的に設置が予定される後付けエレベーターを待てばいいですが、永住するつもりがない場合はよく考えてみてから決断したほうが良さそうです。

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