古いUR団地でエアコンを取り付けてもらう際の注意点
私が古いUR団地に入居した際、エアコンが付いていないのでエアコンを購入して業者さんに付けてもらったのですが、ちょっとした迷い事がありました。
その時の注意事項についてお話しします。
◆URからの指示
UR側からは、エアコン取り付けの際に排水ホースを排水溝まで延ばして下さいという指示がありました。
しかし、私の団地のベランダの排水溝は2軒で一つ。つまり共有ってことで、境目ぐらいにあるんです。
で、そこまでエアコンの排水ホースを伸ばすと2m以上は楽にいってしまいます。
◆ホースが長いとヘドロが!!
エアコンの取り付け業者の方は、「排水ホースは短くしないと、虫とかがホースから上がってきますし、ヘドロの温床になりますよ」と、教えてくれました。
公団側の言うとおり、排水溝まで届かせるか、あるいはエアコン業者のように衛生上、短くするか。
悩みました。
そうしたら、エアコン業者の方がベランダから乗りだして、隣人のエアコンの排水ホースを覗いてくれたんです。
そうしたら短ったようで、私もそれならばということで業者さんの指示に従うことにしました。
◆コンクリの強度の問題
なぜ、公団側が排水溝まで延ばしてくれというのは真意はわかりませんが、恐らくこういうことだと思います。
それは、古い団地なのでエアコンから出た水がベランダのひび割れたコンクリに浸みてしまい、コンクリの強度を下げてしまうからではないでしょうか。最近は地震が多くなってきているので大き目の地震がきてしまうと強度が落ちたコンクリが崩れる危険性があります。
だから、排水溝までホースを延ばしてくれと言っていたのでしょう。
◆裏技
もし、短いホースで問題が生じたら、流し素麺に使う半分に割った竹のようなものをベランダにおいて排水溝まで流れるようにすればいいと思いました。
ということで、もし私と同じようなケースがあったら参考にしてみてください。
◆室外機の騒音について
古いUR賃貸とかに限ったことではありませんが、エアコンの室外機が騒音トラブルとなることも少なくありません。特に安いエアコンだと室外機の作動音が大きいことがあります。私はエアコンを買う時はカタログで室外機の作動音量(デシベル)をかなり重視しています。
もう買ってしまった場合は防振パットで音や振動を低下させることができます。劇的に下がるというほどでもありませんが、あるとないのとでは効果が違います。
防振パットはエアコンの室外機に限らず洗濯機の床には絶対置くことをおすすめします。